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現代食でビタミン(副栄養素)を増やそうとすると肥満を助長する。
私は病院でビタミン外来をつくる前に、栄養指導だけでダイエットのサポートを試みたことがある。そのダイエット法とは、やせるために必要な栄養素であるビタミンB2やレシチン、ビタミンC、ビタミンEを多く含む現代食を積極的に食べるというものだった。
やせるために必要な栄養素をたっぷり補給し、代謝を上げ、脂肪を燃焼させるということは理論的には全く正しい発想であると考えたのだ(この時は、まだ現代食の特徴を知らなかったのだ)。
ところがいざフタを開けてみると、患者さんは皆一様に、それも除々に太ってしまったのだ。これは明らかに大失敗だ。
そこで私は原因を追及すべく、栄養学の勉強を一から始め、前途の現代よくの特徴である栄養のアンバランスを知ることになった。
この現代食によるダイエット方の失敗の理由は、まず太っていた人がこれまで食べていた食事のバランスは、カロリー10に対しビタミン3だったとする。
この場合、エネルギーに変えることのできるカロリーは3までなので、余剰カロリーは10-3=7ということで、7が脂肪として蓄えられていたのだ。